歯科医療の危機
平成16年2月に歯科界に大激震が走った。
厚生労働省に対する汚職による臼田元日本歯科医師会会長の逮捕である。非常に残念な出来事である。
平成18年4月に医療法の改正が行われた。
史上最悪の改正であると言っても過言ではない。
どこが悪いかというと、点数が下がると言うのは今の国の状況から考えやむをえない事ともいえる。
今回の改正では発行文書が増えた事が問題である。我々歯科医師は、できるだけ多くの時間を患者さんに費やしたい。
しかし、発行文書がこれだけ増えるとかなりの時間がかかる。診療時間と同じくらいの時間を使う事になる。
どのようにしてこの時間を少なくできるか、どのようにして患者さんの為の時間を多く取れるか等を模索したく、皆さんとともに調査研究をして、情報提供いたしたく考える所存であります。
今後の歯科医療
今後の歯科医療はどのように変化していくのだろうか?
今回の改正で、無髄歯の漂白や歯茎をピンクにするメラニン沈着症の除去などが保険から外れた。どのような意味があるのでしょうか。
歯科は自由診療でやれ、と言う事なのか。
こういうことは患者さんのためにならない。
患者さんのためになる改正なら誰も文句を言わない。我々は最善の医療機器で、最善の治療でじっくりと診療したいだけである。
患者さんの声を大きくしていただき、今後の歯科医療が最善のものになる事に力を注ぎたい。
理想の歯科医療
理想の歯科医療とはなんだろうか。
想像するに、患者さんが来て多くの話をして、健康について多くを語り指導していく。
その事により、予防をして、歯を守り、さらに全身の健康のために寄与できれば最高であると考える。
歯を削るだけが歯科医師でないことを多くの国民に知ってほしい。
他の臓器と違い、多くは自分の責任でなった疾患が多い。患者さんもそれは理解しているだろう。ただ、歯科医院の門は遠いのである。
極端にいうと、月に1回床屋さんに行くように、気軽に考えられないだろうか。
その環境作りと、雰囲気を我々は検討して実現していく事を、目指したいと思います。